壁面緑化って何?その効果やメリットを紹介します!

Icon 2022年1月28日

壁面緑化を知っていますか?

環境問題や建築分野に興味のある方の中には、「壁面緑化」という言葉を1度は聞いたことがあるかもしれません。これはその名称が示す通り、建物や敷地の壁を植物で覆って緑化したものを指します。また壁面緑化には幾つかのタイプがあり、その中で最もオーソドックスなのが、「登はん型」と呼ばれるもの。これは壁にあらかじめネットやワイヤーを張っておき、壁際に植えた草花がそこを這い登るように覆っていく、植物の自然成長を活用した壁面緑化の方法です。その一方で、壁の上部に設置したプランターから植物を下方向へ垂らしていく「下垂型」や、ボックスやバネルごとに植物を育て、それを壁へはめ込んでいく「ユニット型」など、一口に壁面緑化といっても多彩な方法があります。

壁面緑化をすることでどんな効果やメリットがあるの?

壁面緑化をする目的には色々ありますが、そのうち最も大きいのが環境対策です。そこで壁面緑化の効果やメリットとしてまず注目したいのが、汚染された大気を浄化するというもの。壁面の植物が光合成を行うことで、二酸化炭素や塵を含んだ汚れた空気を吸収すると同時に、新鮮な酸素を空気中へ放出することで、結果的に都市部の大気浄化へつながります。

もう1つ効果やメリットを挙げるなら、やはりヒートアイランド現象の緩和でしょう。前述した壁面の植物による空気浄化では、周辺の温度まで下げる効果があります。ちなみに都市部の面積のうち約30%が緑化されるだけで、約4度も気温を下げることが可能と言われます。つまり壁面緑化を可能な限り普及させれば、その分だけヒートアイランド現象にも歯止めをかけることが期待できるでしょう。

壁面緑化とは、建物の壁を植物で覆った状態のことを指します。見た目の演出以外にも、夏は直射日光が壁に直撃しないことで、室温上昇を抑える効果を期待できるというメリットがあります。